2023/5/5(金)日記

2023年06月16日

第4日目 5月5日金曜日

朝は山田荘で快適に目覚めた。空を見ると、雨は降ってはいないが、どうもまた一日曇りそうだ。沖縄らしいスカッと晴れた日は、この旅行ではなかった。昨日と同じように山田荘の朝食は簡素であったが、美味しくいただいた。もう今日で一時的にKNさんとはお別れになる。先生は歯医者の仕事が明日那覇であるので、どうしても今日帰らねばならない。

午前10時頃山田荘を後にして、今日の目的地である「八重岳ベーカリー」へと向かった。今回は私が道案内をすることになり、NSさんから借りて、山田荘の駐車場に止めてあった軽自動車に乗って出発、KNさんのベンツは後ろからついてきた。道に迷うことなく八重岳を上り無事に、「八重岳ベーカリー」に着いた。半年ぶりの懐かしいベーカリーです。https://yaedake.com/ (リンク有)

 今回はお土産の為に少量の黒パンを買った。KNさんもいくつかのパンを買った。純粋の混ぜ物がない、バターすら使用していない100%玄麦パンである。その後、「八重岳ゲストハウス」も観たいと言うのでそちらに向かった。その途中NSさんの住まいがある。NSさんはもちろん仕事へ出かけていないので、奥様だけがいることは承知していた。突然の訪問で申し訳ないが、NSさんの家の前に車を止めて、奥様に会うために玄関で声をかけた。鍵が開いていたのでドアを開けて、「田中です。」と声をかけると中に奥様がいて、TVを見ているようだった。突然の訪問をお詫びし、中に入ることは失礼であるから、玄関の外で待っている旨告げ、玄関のドアを閉めた。しばらくすると奥様、旧姓KK様、KS様が玄関の外へ出てきて下さった。一見健康そうではあったが、実は2日前「大戸屋」で3人で食事をしていた時、NSさんの奥様が胆のう癌で、毎月一回検査で病院に通っており、今は家の周り、八重岳に自生している薬草を採取し、煎じて飲み、また一日一食の玄米食で治療に励んでおられることを聞いていた。「一日一食ではお腹が空いて大変でしょう」と私が奥様に話しかけると、「夜お腹が空いたときは、果物を食べています。」と返事があった。私にはこの素人めいた治療法が良いか悪いかは分からない。ただ今は癌は大きくなっていないので、通院し経過を見ながら様子を見ているところで、医者もそのことを許しているようだった。私は専門家ではないし、僭越で、差し出がましいようであったが、「早く手術して取ってしまった方が良いですよ。」と言っておいた。

NSさんの家にはあまり長居をせず、次に細い道に気を付けて奥の方に進むと、すぐに「八重岳ゲストハウス」に着いた。車をゲストハウス前の駐車場に止めて見ると、数台の車が止まっていた。今日はゴールデンウィークの最中であり、名護市内の適当なホテルは皆満室であるせいだろう、「八重岳ゲストハウス」にもお客様が相当宿泊しているようだった。

https://www.airbnb.jp/rooms/14826053?source_impression_id=p3_1687139426_oLwYpXVzNnEHva7c (リンク有)

ゲストハウス玄関から覗いてみると、たくさんのズック靴等が脱いであり、お客様がそれなりに入っているのがうかがわれた。共用ルームに人影は見えないが、私達は予約している訳でもないので、今日はゲストハウスを外から見るのにとどめた。

そこに2人の既にリタイアしたような夫婦が、軽自動車に乗って現れた。どうも理由を聞くと奥様の方は、NSさんと知り合いらしく印象からしてSDA の信者らしかった。「今日突然こちらの方に旅行で来たが、ゲストハウスが空いていれば、宿泊しようかと思って来た」と言っておられた。

ところが管理しておられる比嘉先生の奥様もドクターもまたその他の八重岳関係の人は一人もいなかったので、私達がそのことを告げると、諦めて帰って行かれた。

併設されているチャペルや職員用宿泊施設、比嘉ドクターの自宅なども見てきたが、誰もおられなかった。

その後、八重岳山頂まで行き、しばらく自然界を楽しみ、先生とはここで一時的にお別れとなった。明日夕方にもう一度Tにあるマンションに(マンションのゲストルーム)に2泊させていただく予定。https://yamap.com/mountains/8707 (リンク有) 八重岳の山頂と言っても、下の公園から眺めると米軍の施設 「八重岳通信所」があるだけで、そこまで行ける道路は見当たらなかったので、山頂より下にある誰もいない公園を、散策しただけであった。KNさんはこの景色が、緑に囲まれ、涼しいくらいの風が吹き、気持ち良かったらしい。残念ながら雲が低く垂れこめ、時々は雲が自分たちのところまで下りて来るような状況であった。さてKNさんと明日の午後7時くらいに、Tでの再会を約束しお別れした。

私は一人になった。良く考えて見ると、5月2日火曜日に一人で沖縄瀬底島のホテルに宿泊、翌5月3日水曜日はNSさんとほとんど夕方まで一緒、さらに合流したKNさんとの3人での食事。その後名護の公園での散策、山田荘宿泊。昨日の5月4日木曜日には、「大石林山」と「辺戸岬」、そして今日5月5日金曜日には、「八重岳ベーカリー」と八重岳山頂と、いつも誰かと一緒であった。ここで借りてきたNSさんの軽自動車に乗り、今日残された時間はわずか半日ではあるが、本当の一人旅になった。今朝山田荘を出た時から、自分の荷物は全部スーツケースに入れ込んで、軽自動車に積んであるし、どこに行くのも自由だ。果たしてどこ行こうかとしばし考えた。その結果まず本部の郵便局(集配局)は祝日でもやっているはずだから下に降りて、郵便局で、お土産を送ってしまうのが先決だと考えた。さてナビは軽自動車には装備されていないので、スマホのグーグルマップの案内を受けながら、ちょっと迷ったりしながら、渡久地港にある本部の集配局に着いた。局の正面玄関を見ると完全に窓口は閉まっているが、建物の中の電気は点灯しているので、誰かがいることは察することが出来た。

建物の横に車が出入りできるだけの通路があり、門扉も空いていたので、軽自動車を進めて行くと、2人の職員が休憩中で、郵便物差し立て口の外で、煙草を吸っていた。

「今日小包を出せますか?」と聞いたところ、「ここまで持って来てくれれば、対応します。」とのことだった。自分としては「ゆうパック」の段ボールを買うつもりで来たのだが、聞いてみると、「段ボールは置いてないので、どこかスーパーでもらってきて下さい。」と言う。休日は段ボールを販売していないのかなと訝りながら、しょうがない、それではどこかにスーパーでも探して、もらってこようかなと思い、駐車場から一端外へ出た。

スマホのグーグル検索で「近くのスーパーは」と音声入力して見ると、商店街がすぐ近くに示された。路地2つ3つ行くとその商店街にたどり着いた。雲行きが怪しいなと思っていたが、ここで少し雨が降り出した。商店街の駐車場に一台空きスペースがあったのでそこに軽自動車を駐車した。

KNさんと八重岳で別れたのが12時ちょっと過ぎ位、既に13時頃になっていた。ここは渡久地港の近く、「本部町営市場」であることが分かった。シャッターが閉まっている店も多い。https://okinawa-repeat.com/kanko-hokubu-motobuichiba/ (リンク有) 小さな商店街を歩いて行くと、沖縄そばの名店「きしもと食堂」https://tabelog.com/okinawa/A4702/A470202/47000068/dtlphotolst/smp2/ (リンク有)に、若者が列をなし並んでいた。

 市場を一回グルッと歩いて回ったが、どうも適当な段ボールの空き箱があるような店がない。仕方なく元に戻って、駐車場近く、外で何か売っている叔母さんに、「段ボールの空き箱がないですか?」と尋ねると商店街の中に入って、倉庫のようなところから段ボールの空き箱を下さった。私の不要な荷物とお土産を入れるのにちょうど良いサイズだった。小雨の降る中、軽自動車に戻って、段ボールの中に荷物を詰めた。荷物を詰めながら、お腹が空いて来たので、八重岳で買ってきて、荷物の中に入れて、お土産として家に送る黒パンの中から、リンゴジャムパンを一個取り出し食べた。本部郵便局へ再び行って荷物を自宅宛て郵送した。これでスーツケースもだいぶ軽くなった。慣れない地で、探し物やら、荷造りやらで、意外に時間がかかり、ここで1時間位かかってしまった。

雨はしばらくして止んだ。少し太陽が出てきた。八重岳では風が吹いていて寒いくらいだったのにやっぱり沖縄は暑い。薄手のジャンパーを脱いで半袖になった。今日再び宿泊する予定の瀬底島のホテル、「もすらのたまご」はここから10分ぐらいの距離なので、先にスーツケースを置いて来ようかと思い、オーナーの佐々木さんの携帯に電話した。「今買い物でホテルにないので、誰もいなくても入って良いですから、今晩宿泊する203号室に荷物を置いてください」と返事をもらい、ホテルに向かった。

渡久地港から5分ほど車で行くと、右側の瀬底大橋に渡る手前、左側に、ローソンがあったので、ホテルの駐車場に着いてから食べる予定で、昼の弁当を買った。瀬底大橋を渡り、上り坂になり、坂を上り切る少し手前を左に曲がり、少し行くと、ゲストハウス「もすらのたまご」に着いた。

車を入り口に一番近い場所に止め、カギのかかっていない玄関から、2階の203号室にスーツケースや、買って来たものを運び入れた。203号室は和室だった。5月2日火曜日に宿泊した時は、部屋は1階で、シングルベッドの洋室だったが。そんなことはどうでも良いのだ、気にしないタチだから。部屋の小さな冷蔵庫を「強」に設定し、NSさんにもらった飲み物や、5月3日水曜日にストアで買って、冷やしながら飲まずに持ち歩いていた野菜ジュースや、飲みかけのミネラルウオーターの大きいペットボトル等を入れて冷やしておいた。

取り敢えずまだ部屋のカギはもらっていないので、部屋に荷物だけを置いて、駐車場に戻り、軽自動車の中で、弁当を食べた。食べ終わり、さて午後の残された時間これからどこへ行くかと考えていた時、時間はちょうど午後3時頃、買い物からオーナーの佐々木さん夫妻が、車で、ホテルの隣にある自宅に帰って来た。少し間をおいてから、奥様がホテルの方に来てくださり、203号室のカギを受け取り、部屋にカギをかけて安心して、出発することが出来た。「今日のチェックインの書類を書きましょうか」と言ったら、「5月2日火曜日に宿泊した時に記入しているので、不要です。」と言われた。

さて再び車に戻り、ここからどこへ行こうか考えたが、良い考えも浮かんでこなかった。そこで既に一昨日、5月3日水曜日の日にNSさんと行ったばかりの「フクギの里」にもう一度行こうと決めた。瀬底島からそんなに遠くはないし、この辺では一番綺麗な場所で、何よりも、私が一番好きな場所だから。将来、事情さえ許されれば、「フクギの里」の近くに民家でも借りて、移住したい(たぶん夢物語に終わるだろうが)。

借りた軽自動車で、美ら海水族館の前を通り、ほどなく、「フクギの里宣言の碑」がある、無料駐車場に着いた。天気は回復してきて、沖縄の強烈な陽射しが、雲の合間から射し込んできた。さすがに暑い。駐車場は混んでいたが、2~3台待ちの車の後について待っていると、5分ほどで、奥の方が1台空いたので、そこに駐車した。一昨日昼頃、NSさんと来たばかりであるが、今度は一人で時間を全く気にせず、気楽に、ゆっくり景色を堪能して歩いた。フクギの林は太陽を遮ってくれるのだ。海を渡って来る風が心地良く、爽やかに感じられる。この場所を、フクギの鬱蒼とした緑に囲まれながら歩くと、リラックスし穏やかな気持ちになれる。

そして少し海岸の堰堤道路に出て、海岸を見ながら歩いて見る。陽射しは強く、5月2日火曜日に来たとき、サングラスを亡くしてしまったので、5月3日NSさんの案内で名護市内のサンエーの中にある100円ショップで取敢えずサングラスを買っておいて良かった。ここで役に立った。海岸の堰堤道路をブラブラ歩いていると、あまりに暑い。途中「かき氷」を売っていたので、私としては、めったにないことだが、シークヮーサー味を買って食べた。堰堤道路の暑さが少し冷やされて気持ち良かった。小学生の3年生位の女の子とお母さんの親子連れのサーファーのたまごのような方がいて、ボードを持ち、一丁前の格好をして、海から堰堤道路に上がって来た。地元の人かな?こんな小さい時からお母さんと海でこんな格好をして遊んでいるのか、さすが沖縄、備瀬崎近くの美しい海岸、「いいな」と思った。日影のある、堰堤道路に面した、手作り感いっぱいの素人臭い「かき氷屋」のベンチに座った。冷たいシークヮーサー味の氷を、歯に凍みないように注意して食べ、澄んで美しい海を見ながら、しばし時がたつのを忘れてしまった。

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でも、ここでずっと座っていてもしょうがない。立ち上がり、甘い汁でベトベトになった手を「かき氷屋」の裏手にある、掘っ立て小屋のような、手作りのトイレを借り、手を洗った。

そこからしばらく歩き備瀬崎に着いた。今日は外人が居た。水着を着て、シュノーケル持って、海に入るようだ。観光客だろうが、きっとネットか何かで情報を見て、それなりの格好をしてきたのだろう、感心した。若い女性も男性もいた、7~8人くらいだ、白人だが、ヨーロッパ人だろうか。私は英語があまり話せないので、声をかける勇気はなかった。外人の、若いスタイルの良い水着姿の女性を見るのは久しぶりだった。

また備瀬崎は干潮だったので、海岸を降りて、熱帯魚が見える、磯のゴツゴツした岩の向こうまで、運動靴が滑らないよう気を付けて歩いた。デジカメで青い、小さなルリスズメダイやその他数種類の熱帯魚がたくさん泳いでいる姿を、写真に撮った。「平和だなー、いいなー、いつまでもここに居たい」と思ったが、そういう訳にはいかない。

https://okinawa-bookmark.com/beach/motobu-beach/bisezaki/ (リンク有)

また、備瀬崎のところから、中央の小道、フクギの並木の方を通り、20~30分くらいゆっくり歩き、駐車場のところに帰って来た。

1時間半ほど「備瀬崎」、「フクギの里」にいたのだろうか、車に乗りゲストハウスに向かって帰って来る時、「美ら海水族館」の近くにローソンがあったので、今日の夕食は、出ないことを思い出した。ローソンで夕食用に軽い物を買って宿まで帰り、ゲストハウスの共用スペースで、ごく簡単に夕食を済ませることが出来た。美味しい物を食べに沖縄に来たわけではない。沖縄に来た目的は、旧友と再会し、同信の友と信仰の深い交わりをして、お互い、真理の道を歩んでいくことを励まし合うことだから。

5月5日金曜日の夕方、「もすらのたまご」の宿泊客は、5月2日最初宿泊した時よりも多く、食堂の施設を利用し、簡単な料理を作っている女性の方々も数名おられた。他人の夕食を見るのもおかしな話だけど、中年の主婦らしき数名の方々が、手際よく食事を作っておられた。カレーライス、もちろん本格的に煮込むやつのではなく、レトルトのカレーを温め、何かサラダ的なおかずを付け合わせ、美味しそうに作っておられた。

私は食後、すぐ部屋に戻り、今晩は和室であるので、マットレスの上に、布団を敷いて、また、それを丸めたりして、身体を横にしてゆっくりした時間を過ごした。今日は金曜日、安息日の始まり、一人だけでサンセット礼拝をした。部屋に備え付けのTVを見ることもなく早めに寝てしまった。

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