2023/5/7(日)日記
第6日目 5月7日日曜日
いよいよこの旅も終わりに近づいた。もう明日は飛行機で帰らなければならないので、たぶん朝からは帰りの準備で追われてしまい、観光する余裕はないだろう。今日一日が今回の沖縄旅行最後の日のようなものだ。ゲストルームで朝7時頃目が覚めてしまった。朝早くから申し訳なく思ったが、昨日の旅行の写真を、何枚かラインメールでKNさんに送ったら、7時半前にKNさんからライン通話があり、上の部屋で朝のスペシャルドリンクを一緒に飲もうと言うことになって、上の階のKNさんの部屋を訪れた。実は昨日、こちらから朝のドリンクを飲んで見たくて頼んでおいたのだ。半年前に沖縄に来たときは、ビジネスホテルに連泊したので、こちらのマンションの部屋に来ることは一度もなかった。さらに、3年半前(2019年10月)に来たときは、マンションのKNさんの部屋に一泊させてもらった。その時はマンションに引っ越して来てから、わずか1週間しかたっていなかったので部屋にはほとんど何もなかったのを覚えている。
さて、3年半ぶりのKNさんのマンションの部屋は、ガラッと変わっていて、驚いた。綺麗にしているのはもちろんだが、お金もあるせいだろうか、惜しみなく健康のために必要な機材を設置し、さながら小さなスポーツジムのようだ。自転車こぎの装置はある、シックスパッドは置いてある、その他様々な器具があって、毎日のように筋トレ等に励んでおられる。
さらに、ソニー製の、大型液晶TV、一番高いオーディオ装置がセットされ、普段はユーチューブで綺麗な京都の景色や、ムードミュージック、クラシック音楽などを視聴し、リラックスしておられる。
リクライニングシートに身を横たえて、これらの視聴覚機器で、良い景色を見て、心地よい音楽を聴いていると、すぐ眠りに落ちてしまう。実に贅沢な空間です。最近夜9時に電話しようと約束して、電話しても出なかったことがあった。その時は、普段歯医者のお仕事で疲れているせいもあろうかと思っていたが、仕事から帰って来てシャワーを浴びて、このリクライニングシートに体を横たえ、素晴らしい視聴覚機器に囲まれていたら、すぐ寝落ちしてしまうことは、容易に想像できた。あの時もそうだったんだと合点がいった。
さらにKNさんは、健康のためだったら、努力とお金を惜しまない、相当な健康オタクだ。今回私も、筋トレ、柔軟体操、栄養サプリ、と相当な影響を受けた。その一つにタキミカさんの健康法がある。ユーチューブでタキミカと検索すればたくさん出て来るので、私も少しづつ取り入れて実行して行きたい。
マイオカインと言う言葉をご存知だろうか、筋トレや柔軟体操を取り入れることにより、身体から出るホルモンだ。その他エンドルフィン、成長ホルモン、テストステロン、ドーパミン等様々な、ホルモンが分泌され、アンチエイジングを期待できるそうだ。ただ生きるだけではなく、「オプティマルヘルスを目指せ」と言われた。私も大いに刺激されて帰って来た。今回KNさん毎日のルーティンに触れさせていただき大いに参考になった。今回の旅行の大きな収穫だ。
さてスペシャルドリンクであるが、まずベースは豆乳に、ココア、それに入れるのが、5から6種類ほどのパウダーだ。ショウガ、シナモン、ターメリック等、あまりにも多いので全部は覚えきれなかった。最後に小さな電動の撹拌機でコップの中を丁寧にかき混ぜて完了。飲んで見たらこれが意外に美味しくてビックリした。もったいないので、最後にはカップの縁に付着した物をスプーンで削ぎ落とし飲むように勧められた。
この日はMLBエンジェルスの試合を午前中見てしまった。この日は残念ながらエンジェルスが負けた。TVを見ながら午前中ほとんどをKNさんは自転車こぎをしたり、シックスパッド筋肉を刺激したりしながら、フィットネスのために過ごしておられた。毎週の日曜日の彼の過ごしかたであり、ルーティンなのであろう。
私も生まれて初めて、電気刺激をする機械の上に足を乗せて試してみたが、筋肉が勝手にピクピクと動いて、何か変な感じだった。最初から強い刺激で試したため、ビリビリして耐えられなかったので、弱い刺激に調整してもらい、しばらく使っているうちにすぐに慣れた。
さてそうこうしているうちに昼の12時も過ぎたので、ランチを食べに、マンションを出て、ベンツで、「あしびなー」のモールに行った。モールの中にKNさんお気に入りの、沖縄料理食べ放題の店、「沖縄菜園ビュッフェ カラカラ あしびなー店」がある。週に2回は来るそうだ。今日はゴールデンウィーク最後の日とあって、お店の中は混んでいた。入り口の受付のところで順番を待っていると、やがて中に通された。沖縄料理の店と言うことで、結構うちなんちゅーが多いようだ。ゴーヤー、じーまみー豆腐、島豆腐、モズクの天ぷら、パパイヤの炒め、ラフテー、タコライス、フーチバ、ソーキそば、アーサー汁、焼き立てパン、各種ドリンク、アイスクリーム等々、80種類もの料理がバイキング形式で食べ放題だった。https://karakara-okinawa.com/ (リンク有) お腹いっぱいになって、レストランの外へ出ると、かなり前から小雨が降っていたが、雨は本降りになっていた。
これではせっかくの最後の日だが、どこへも行けない。
出来たら近くの「瀬長島ウミカジテラス」、KNさんの「Kデンタルオフィス」にも行きたかったがやめにした。そこで私が提案したのは近くの水族館に行くことだった。以前にNKさんがラインで近くにある水族館の写メを送ってくれていたので、そこに行くことにした。車で5分くらいで「DMMかりゆし水族館」に着いた。プロジェクトマッピングを多用したモダンな水族館だった。今思えば、KNさんには、何ヶ月か前にも来たばかりのところなので、私にお付き合いさせてしまって申し訳なかったと思う。https://kariyushi-aquarium.com/ (リンク有)
「DMMかりゆし水族館」の変わった展示と言えば、地下の方の部屋に、オウムや陸亀など動物が数種類、特に「なまけもの」が飼われていた。飼育員が「なまけもの」に餌をやっていて、多くの方がその光景を見て、スマホに写真を撮っていた。この水族館の見世物は、CGと現実の展示が一体化し、現物を見ているように感じられる映像技術だろう。CGでクジラが飛び跳ねるところや、雨が激しく降り、雷が鳴るシーン等があって、それをデジカメに撮影しようとしたが、なかなか難しく、シャッターチャンスを逃してしまった。
水族館の見学も終わり外へ出ると、雨はかなり激しく振っており、もうどこにも行かず、マンションに帰ることになった。途中余りにも残念なので、マンションの周りの高級住宅街を車で、グルグルと回って見学した。雨が激しく降る中だったので、十分に見ることは出来なかったが、マンションの裏には、高級な一軒家の住宅が立ち並び、その庭にはBMWやベンツやフィアットなど、高級外車が駐車していた。ここは沖縄でも富裕層が済む特別な新興住宅地なのだと言うことを実感した。
KNさんも最初は一軒家を求めて住もうと考えていたみたいだが、沖縄では高級な、ダイワハウスが建てたマンションの上階、それも角部屋に住むことになった。「今は購入時よりも、値段は上がっている」と言っていた。まるで東京の話を聞いているような気分になった。
KNさんは故あって、離婚してから20年近くを、独身で暮らしている。食事は歯医者が忙しいこともあって、ほとんどが外食だ。今年68歳になる。食べ物にも気を付け、様々な健康法を実行している。米国製の高級サプリメントや、サントリーロコモアや、玄米胚芽を愛用している。SDAの家庭に育ったものだから、自然食への造詣も深い。今だ、ほとんど歳も取らず、50代前半にしか見えない。髪もフサフサだ。ただ生きるのではなく最高状態で生きる(オプティマルヘルス)を目標に、正にアンチエイジングを実行している。私もNSさんもそれなりに歳をとってしまった。ところが先生だけは、昔私達が、千葉の「日本三育学院カレッジ」で寮生活をしていた頃と、その印象はほとんど変わらないのだ。誠に驚異的なことだ。しかし最近少し腹が出てきたようなので、甘いものは是非避けるようにしたら良いとは思う。
周囲の見学を終わりにした時、あまりに雨が激しく、滝のように降って来たので、マンションの入り口のひさしがあるところまで、ベンツを横付けしてもらい、濡れることなく中に入ることが出来た。KNさんは裏の駐車場に車を止めに行った。
さて、それぞれ自分の部屋に帰り少しゆっくりした。私はゲストハウスで、明日の帰る支度を少しした。もう帰るのだから、あまり気にしないで、お湯だけのシャワーを浴び着替えた。その後、上階のKNさんの部屋に行って、一緒に夕食を食べた。お昼をたくさんバイキングで戴いたのでそんなにお腹は空いてなかった。夕食と言っても、手のひらに載るほどのミックスナッツを食べ、アルコール抜きのワインを飲んで十分だった。
KNさんにとってこの時間、日曜日の夕方の夕食後のこの時間、ユーチューブで好きなショパンの曲を、有名な指揮者によって聴くのは、リラックスできる時間なのだろう。たくさんの話をした後に、自分は明日帰るので遅くならないうちに、お別れの挨拶をして部屋を出た。午後9時は過ぎていた。
しかし、別れ際「ゲストハウスの部屋の取扱要領のファイルと部屋のカギを一緒にビニールの袋に入れて、1階のメールボックスに入れて帰って欲しい」と言われた。私が要領を得なかったせいだろうか、心配したKNさんがわざわざ2階 のゲストルームまで来てくれて、細かく説明してくれた。またゲストハウスの部屋で、柔軟体操のやり方を繰り返し懇切丁寧に教えて下さり、お別れになった。
一人になり部屋で明日の朝は、やることを出来るだけ減らそうと荷物を整理していると、スマホが見当たらない。先ほどKNさんの部屋で夕食をご馳走になった時、スマホを持って行って、置き忘れたのを思い出して、バツが悪いけれどもまた取り行った。今一度にエレベーターで上がって、部屋をノックするとKN先生が出てきたので、「どうも最近忘れ物が多くて、スマホが部屋にないですか」と尋ねた。リクライニングの椅子の奥にスマホが案の定置いてあった。最近自分は物忘れが多くなっていることをお詫びして、ドアの外へ出て、もう一度お世話になったお礼を言って、今回の旅の本当のお別れとなった。
ゲストハウスに戻ると、時間は既に午後10時頃であった。明日の荷造りも済ませたので、スマホを見ながらベッドに横たわって、寝ることにした。しかしこの晩は、明日帰ることが気になって、いつまでも寝付けず、また熟睡できなかった。