2023/5/4(木)日記
第3日目 5月4日木曜日
この日が今回の沖縄旅行の最も楽しい日であった。朝10時くらいに山田荘を出て、KNさんのベンツのSUVで、カヤウチバンタと辺戸岬に向かった。名護から1時間ちょっとの距離です。本部半島の美ら海水族館まで来る観光客は多いが、名護からさらに北に行く観光客は少ない。私は46年前、最初に沖縄に1年間滞在した時、当時の沖縄教区長、TH先生に案内されて、カヤウチバンタと、辺戸岬を見学した際の強烈な印象を、まだ覚えている。当時は道路も舗装されていなくて、埃っぽい道路を上って行き、道路のすぐ脇に、カヤウチバンタがあった記憶がある。茅打ちバンタの名の由来は、束ねた茅を崖から投げ込むと、風に打たれてバラバラになることからこの名がついたそうです(バンタとは沖縄の言葉で崖)。崖の高さは約80㍍、ほぼ垂直に下まで見下ろすことが出来た。眼下には綺麗な海が広がり、波が砕け散っていました。
ところが今回行って見ると、記憶は46年前ですからハッキリしませんが、道路が前の記憶とは違い、どうも海側に整備されたようです。
今回カヤウチバンタは少し道路を海岸の道路から右折して小高い丘を上ったようなところにありました。さらに道路はすべて舗装され立派に整備されていました。また危険のないように、コンクリート製の木に模した頑丈な柵が設けられ、安全に見ることが出来るようになっていました。46年前は崖のギリギリのところまで行って絶景を見下ろし、恐怖まで感じた記憶がありますが、今回は柵が邪魔をしてそのような風景を見ることはできません。さらに植物がかなり生い茂っており、残念ながら視界を妨げていました。まあ安全のためには仕方がないのかなと思いました。https://www.odnsym.com/spot/kayauti.html (リンク有)
カヤウチバンタの見学を終わって、また来た道路に出ようとしたところ【大石林山はこちら】の標識があり、KNさんが「大石林山に行こう」と言いました。実は歯科医であるKN先生は、患者さんから那覇で、「大石林山は素晴らしいから、是非機会があったら行って見て下さい」と言われていたのだと、その理由が後から分かりました。
さて天気はだいぶ良くなり曇りがちではあるものの、5分ほど運転して、大石林山の入り口に着く頃は、時々強烈な太陽が顔をのぞかせるようになってきました。大石林山駐車場はとても暑かったのを覚えています。広い駐車場はほとんどいっぱいでした。思うにほとんど沖縄の方々(うちなんちゅー)で占められていました。家族連れが多かったです。ここは有料の施設で、広大な敷地の中に山頂をめぐる様々なコースが用意されており、見学には1時間ぐらいかかります。駐車場から、山の入り口までバスが出ています。わずか5分くらいの距離ですが、歩くとかなりあるので助かります。ここは大変お金をかけて、安全に山を巡ることが出来るように整備されています。奇岩がたくさんあり、それぞれ色々な名前が付けられ、頂上まで登ると、遠方にこれから行く辺戸岬がハッキリ見え、山から臨む、海を180°見渡せる絶景に感動しました。https://www.sekirinzan.com/ (リンク有)
さて、大石林山でたくさんの写真を撮り、楽しい時間を持ち、この時間を忘れることはできない。今回の沖縄旅行の正にハイライトであった。時間も相当経過し、お腹も空いて来たので、辺戸岬で昼食をしようと考え、次に本来の目的地である沖縄本島最北端の辺戸岬へと、向かいました。
辺戸岬は風が強く、ちょうど曇っておりその点は少し残念でした。46年前その当時の沖縄城区長TH先生と来たことを再び思い出す。確か駐車場はこんなに整備されていなくて、土の地肌のままではなかったか。今は立派に整備されており、見学コースも舗装されていて歩きやすくなっていた。
天気は残念ながら再び曇り、良くは見えなかったが、辺戸岬の見晴らし台から、与論島らしき島影を、かすかに見ることが出来た。 辺戸岬は荒々しく、絶壁に囲まれ、風によって荒波が砕け、雄大な自然を満喫できた。辺戸岬にあるレストランでグリーンカレーを食べた。この種の観光地にあるレストランカレーとしては、美味であった。お勧めである。ジュースなどを飲みながらこのレストランでかなりの時間を過ごした。
辺戸岬 https://www.odnsym.com/spot/hedo.html (リンク有)
山田荘に戻る途中、お土産を買った。伊是名島のモズクの佃煮を売っていて、これは美味しくお勧めである。那覇よりだいぶ安いとKNさん驚く。
山田荘に16時頃帰って来て、KNさんは疲れたのだろうか、部屋のベッドの上に横になると、すぐ眠ってしまった。KNさんにご馳走ばかりしていただいているので、今日の夕食ぐらいは私が出さなければと考え、外へ歩いて名護十字路まで行った。何軒か居酒屋が開いており、十字路にある居酒屋の店長に「お酒は飲まないが、2人で食事だけできますか」と聞いたところ、「できます」と言うことだったので19時に予約して来た。まだKNさんは起きていそうもないので、そこからすぐの、「ひんぷんガジュマル」の木を見に行った。歩いて5分ほどの距離。私27歳の最初の沖縄赴任の時に見て以来だから、46年のぶりの「ひんぷんガジュマル」の木との再会です。懐かしかった。私は歳をとったが、「ひんぷんガジュマル」はどこも変わっていなかった。私の記憶のあるまま、そこに立っていた。
https://www.okinawastory.jp/spot/1272 (リンク有)
しばし、木を眺めながら、写真を撮り、感慨に耽っていた私であった。そう言えば先ほど名護十字路にあった居酒屋、大衆食堂って書いてあったな。経営者は替わり、お店の体裁も変わっていたが、46年前に、この名護十字路の大衆食堂で食事をしたのを思い出した。同じ店かどうかは定かではない。46年前その店で食べたゴーヤーチャンプルのすごさを忘れることはできない。何とゴーヤーが油に浮いていたような感じの沖縄料理だった。ゴーヤーを、油を振り落としながら食べたものだ。そこへ行くと今の沖縄料理は、健康的に油を控えて作るようになったものだなと思う。
さて、歩いてすぐ近くにある山田荘に戻った。KNさんは案の定まだ眠っていて、私は静かに部屋に入った。そのうち起き出してきたので、KNさんに「食堂がそばに見つかったのでそこに食べに行きましょう」と言って、まだ約束の19時にはなっていなかったのだが、予約した食堂に行った。ゴールデンウィークの最中だと言うのに、名護の町は人通りがなく、昭和がそのまま取り残されたような街並み、シャッターが下りたままの店も多い。お大袈裟な話、半分はシャッターが下りている。山田荘から5分ほど歩いて名護十字路にある予約した「大衆食堂居酒屋いろは」 に着くと、客は私達だけだった。まだ19時10分くらい前だったので誰もなかった。アルバイトだろうか、若い余り慣れていないような女の子が注文を取りに来たので、ゴーヤーチャンプルを注文した。「食事だけでお酒は飲まないよ」と念のため言っておいた。定食にしてもらった。
https://www.churaguru.net/shop/freeplan.aspx?shop_id=207148 名護 大衆食堂居酒屋いろは (リンク有)
本来私は寝つきが悪いタイプですが、この5月4日木曜日、「大石林山」を登り、「辺戸岬」を巡った晩は、かなり疲れていたと見えて、夜11時過ぎにベッドに就いてから、1分で眠りに落ちてしまった。後からKNさんにそのことを言われ、自分自身驚いた。